突然のお話しと思われるかも知れませんが、
東大井5丁目1〜4番で再開発の準備が進行中です。
私達「心配する会」は、この大井町駅近隣地区の
地権者有志で立ち上げた団体です。
「再開発」と聞いて漠然と感じる不安、
どう判断したら良いか判らない、
そして具体的に何をしたら良いのか、
そんな皆様の疑問にお答えするべく活動しています。
この街の明日を考える為に必要な情報を、
きっと提供できる事と思います。
気になる方は是非、ご一報ください。
お待ちしております。
東京のどこにでもある、大型商業施設とマンション。
大手デベロッパーによる画一的な街づくりで、
本当に子供から高齢者まで、
みんなが快適に住める街になるのでしょうか。
それで大井町が10年20年、30年たった時、子供も高齢者も、
みんなが笑顔で暮らしているのでしょうか?
大井町らしい魅力を残しながら、
誰もが安心して、安全に暮らせる街にするために、
住民である私たちが街のことを
自分の暮らしのことを、いま
よく考え、勉強してみませんか?
保障さえちゃんとしてくれるなら、新しくなるし良いんじゃないの?
➡新しくはなりますが確実に狭くなります。
➡そのうえ管理費など多額の経費も発生します。
綺麗なお店になれば客も増えるし、
街も活性化して今よりもっと集客できるんじゃないの?
➡希望の場所に出店できるわけがない。
➡今の街の魅力がなくなる。(どこにでもある街になってしまう)
土地は売れば一時的にお金になります。
ですがお金は使ってしまえば終わり。
本来は地の利を活かしてお金を生み出すもの。
だから業者は欲しがるのです。
土地の評価額はあくまでその時だけの数字です。
それを基準に保障といっても、
将来手にできる価値まで保証してはくれません。
再開発の名のもとに地権者から土地を取り上げ、
質の伴わない条件で新ビルの床と交換させられます。
土地を提供して得られるのはビルの一角の権利だけ。
土地を所有していた時の自由は無くなり、
管理費など諸々の経費も取られる。
おまけにビルの耐用年数が過ぎたら全てはそこで終わり。
それで良いのでしょうか。
対象地域の地権者(所有権者と借地権者)合わせて、
人数と面積の3分の2の同意があると
再開発組合が設立されてしまいます。
あくまで民間主導の事業と見せて、
事業案が認可されてしまえば行政をバックに
強大な強制力をデベロッパーが持ちます。
そうなったら開発業者の好き勝手にされてしまいます。
一般に「再開発」と呼ばれる街区更新事業とは何か
私たち住民は、実のところあまり知りません。
古くなった家を単に建て替える程度のものから
○丁目○番地という住居表示単位の広い区域を
全面的に再構築する大規模事業まで、それは様々です。
とりわけ
都市再開発法に基づいた市街地再開発事業の実態はどんなものか。
‥‥‥‥
毎日毎日をとにかく穏やかに無事で過ごしたい。
そんな住民の暮らしの上にそれは突然やってきます。
知らないところで大事な何かが行われている不安
誰に、どう伝えたら良いか分からない不安
そして、
自分の築いた有形無形の財産が、どうなってしまうのかという不安
‥‥‥‥
心配するまま黙っていても不安は消えてくれません。
東大井5丁目1~4番地区 再開発を心配する会は
そのお手伝いをするためにあります。
さまざまな情報をお伝えしながら、一緒に考え行動し、
街への思いを、明日への願いを叶えることを目指します。